哲学と詩
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哲学と詩
川島書店, 1999.10
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テツガク ト シ
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参考文献: p161-162
Description and Table of Contents
Description
表現することとは形をまとめて行くことであると言ったが、これはばらばらのものを統合して、そこに新しい形や働きを作り出すということである。メタファの視点から言うと、メタファは人生において新しい意味と新しい現実をクリエイトするメカニズムである。生きるということは生物学的に生きるということではなく、人格的に生きるということであり、人格的に生きるということは自己を表現するということである。科学の道具を使った表現だけが真実であってメタファによる表現は真実ではないという考え方が、どこかにずっとある。そういうものではない。もう一度、人間の生きるということを一番近いところで見直してみることが必要なのではないか。
Table of Contents
- 1 哲学と詩
- 2 存在と生成の中間者—エロス
- 3 癒しの哲学
- 4 プラトンの遊びとエリクソン
- 5 夢は文章である—フロイト
- 6 ジョークはナンセンスの開放である
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