自由の社会理論
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自由の社会理論
多賀出版, 2000.2
- タイトル読み
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ジユウ ノ シャカイ リロン
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注記
参考文献: p289-303
著者の博士論文『社会理論における自由と社会の原理的関係』(東京大学大学院社会学研究科, 1995)を基にしたもの
内容説明・目次
内容説明
本書は、人間は自由でしかありえない存在なのだという事実を基礎にして社会現象を説明したものであり、権力や規範といった概念を鍵概念にして構成されてきた伝統的な社会理論と真っ向から対立している。社会現象の解明に対してこれまでと全く異なったアプローチをすることにより、社会理論の新しい可能性を指し示している。
目次
- 第1部 「自由の社会理論」の課題(自由と社会の相互関係;「社会秩序」という問題;「権力」という問題 ほか)
- 第2部 自由論の困難(物理的決定論と自由論—カントをめぐって;社会的決定論と自由論—マルクスをめぐって)
- 第3部 「自由の社会理論」の展開(自由と社会の関係;社会関係の安定性;相互理解の可能性 ほか)
「BOOKデータベース」 より