悪への招待状
著者
書誌事項
悪への招待状
(集英社新書, 0004F)
集英社, 1999.12
- タイトル別名
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悪への招待状 : 幕末・黙阿弥歌舞伎の愉しみ
- タイトル読み
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アク エノ ショウタイジョウ
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注記
参考文献: p204-205
内容説明・目次
内容説明
頽廃の香り漂う江戸・幕末。現代の渋谷に遊ぶ若者ふたりをしたがえ作者ともどもその時代へタイムスリップ。「運命悲劇」の傑作・河竹黙阿弥の「三人吉三」をテキストにして、歌舞伎の愉しさをたっぷり味わってもらう趣向。「月も朧に白魚の…」などの名セリフを織りまぜながら、幕末の風俗、時代背景、歌舞伎をめぐる諸事情、そして江戸庶民の哀しみまでをも活写する。悪の魅力に酔いしれながら、歌舞伎が持つ力を現代に甦らせた、著者入魂の新しい歌舞伎論。
目次
- 第1章 いざ、幕末江戸の芝居小屋へご招待(まずは形から;いざ出発 ほか)
- 第2章 「稲瀬川庚申塚の場」(稲瀬川庚申塚の場;真女形・岩井条三郎 ほか)
- 第3章 「葛西が谷夜鷹宿の場」&「高麗寺前の場」(パロディ;おとせと十三郎 ほか)
- 第4章 「御輿が嶽吉祥院の場」(次第に明らかになる真実;お坊、死ぬ決意をする ほか)
- 大切
「BOOKデータベース」 より