ハイデガーの政治的存在論
著者
書誌事項
ハイデガーの政治的存在論
(Bourdieu library)
藤原書店, 2000.1
- タイトル別名
-
L'ontologie politique de Martin Heidegger
- タイトル読み
-
ハイデガー ノ セイジテキ ソンザイロン
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注記
原著の新版 (Paris : Éditions de Minuit, 1988) の全訳. 旧版とは雑誌論文 (Actes de la recherche en sciences sociales. 5/6合併号[1975年11月]掲載)
原注(p164-190)と索引(p201-206)あり
内容説明・目次
内容説明
まったく新しいハイデガー像。哲学は社会に超然たりうるだろうか。哲学と社会の関係の本質にラディカルに迫る。いっけん“社会的な政治”とは無縁に見えるハイデガーの「純粋哲学」の核心に、社会的な政治性を発見する「哲学の社会学」。哲学は、哲学的言説が社会的文脈に還元されることを何ゆえ断固拒むのか?「内在的読解」による、哲学の自己批判から、デリダ×ブルデュー論争の本質を明かす。
目次
- 序論 いかがわしい思想
- 第1章 純粋哲学と時代精神
- 第2章 哲学界と可能性空間
- 第3章 哲学における「保守的革命」
- 第4章 検閲と作品制作
- 第5章 内的な読解と形式の尊重
- 第6章 自己解釈と体系の進化
「BOOKデータベース」 より