マリア・カラス : ひとりの女の生涯
著者
書誌事項
マリア・カラス : ひとりの女の生涯
みすず書房, 2000.1
- : 新装版
- タイトル別名
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Callas : une vie
マリアカラス : ひとりの女の生涯
- タイトル読み
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マリア カラス : ヒトリ ノ オンナ ノ ショウガイ
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注記
マリア・カラスの肖像あり
ディスコグラフィー: p378-383
内容説明・目次
内容説明
1947年イタリアのフェニーチェ座で『トゥーランドット』他の上演でデビューを飾ってから、1965年ロンドンのコヴェント・ガーデン王立歌劇場の舞台までの17年間がマリア・カラスの全盛時代だった。彼女の一挙手一投足はつねにマスコミの称賛と非難を呼び、時に「牝虎」「気紛れなプリマドンナ」と言われながらも、成功への階段を登りつめる。だが、その遍歴のなかにこそ栄光の輝きと共に苦悶の呻吟があったのである。夫でありマネージャーだったメネギーニとの二人三脚と突然の離婚、海運王オナシスとの恋は世間の注視を浴びることになった。しかし、あのカラスが彼女をとりまく男たちの奴隷となり、称賛をえ、それを持続させていくための代償として、己れの身をけずり命を縮めるひとりの孤独な女としての姿は、本書に初めて明らかにされるものである。オペラをオペラとして蘇らせ、聴衆を夢と発見と熱狂の渦に巻きこんだ、今世紀の最も魅力的な舞台女優の知られざる素顔・情熱・ドラマがここにある。
目次
- 第1部 声をつくる—1923‐1947年
- 第2部 スター誕生—1947‐1951年
- 第3部 スカラ座を征服—1951‐1954年
- 第4部 プリマドンナ・アッソルータ—1954‐1959年
- 第5部 王国なき女王—1959‐1963年
- 第6部 白鳥の死—1964‐1965年
- 第7部 おまえはこの墓の中に—1966‐1977年
「BOOKデータベース」 より