ゴーリキー・パーク
著者
書誌事項
ゴーリキー・パーク
(ハヤカワ文庫, NV601,
早川書房, 1990.11
- 上
- 下
- タイトル別名
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Gorky park
- タイトル読み
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ゴーリキー パーク
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784150406011
内容説明
1977年4月、モスクワのゴーリキー公園で雪の下から男女3人の射殺体が発見された。いずれも顔面を鋭利な刃物で削ぎ落とされ、指先も切断されていた。捜査を命じられた民警の主任捜査官レンコは残虐な事件の背後に見えかくれするKGBの影に当惑する。彼は人類学研究所に被害者の顔の復元を依頼する一方、被害者のひとりがはいていたスケート靴から運命の女性イリーナと出会う。反体制派の彼女に次第に魅かれてゆくレンコ。そして捜査線上に浮かぶアメリカ人の毛皮商…。不可解な事件の真相を追ってレンコはソ連社会の暗部へと迷いこんでゆく。英国推理作家協会賞ゴールド・ダガー賞受賞。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784150406028
内容説明
ゴーリキー公園の顔と指のない3つの死体…。それは誰も触れることの許されぬソビエト社会の根深い矛盾を象徴していた。ようやくレンコは殺人犯の正体をつかむが、検事局長から捜査の終了を命じられる。彼は決して掘り起こしてはならない過去を発見してしまったのだ。主任捜査官の地位さえも奪われたレンコは、メーデーの夜、ついに犯人と対決する。そして彼が海の彼方で見た、驚愕の真実とは?英国推理作家協会ゴールド・ダガー賞を受賞した本書は現代社会への深い洞察にあふれ、「現代ミステリの最高水準」と絶賛された稀代の傑作である。
「BOOKデータベース」 より