魔術師の妻
著者
書誌事項
魔術師の妻
DHC, 1998.11
- タイトル別名
-
The magician's wife
- タイトル読み
-
マジュツシ ノ ツマ
大学図書館所蔵 件 / 全3件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
1856年、ナポレオン三世統治下のフランス。当代きっての手品師アンリ・ランベールとその妻エムリーヌは、皇帝からある奇想天外な計画をうちあけられた。ランベールの手品を、イスラムの聖人よりも力のある魔術師とのふれこみで披露し、アルジェリアの反フランス勢力の力をくじくというものだ。自分の名声を確固たるものにするために、喜んでひきうけるアンリ。宮廷生活をかいまみたエムリーヌは、自分とは縁遠いその世界や、夫とは対照的なドゥニオ大佐に、戸惑いつつもひかれていく。二人は大佐の計画どおり、アルジェリアにむかう。サハラ砂漠を舞台にフランス帝国主義とアルジェリアのイスラム社会の対立をえがく。
「BOOKデータベース」 より