姫様と紀貫之のおしゃべりしながら土佐日記
著者
書誌事項
姫様と紀貫之のおしゃべりしながら土佐日記
洋泉社, 1999.12
- タイトル別名
-
土佐日記 : 姫様と紀貫之のおしゃべりしながら
- タイトル読み
-
ヒメサマ ト キノ ツラユキ ノ オシャベリ シナガラ トサニッキ
大学図書館所蔵 件 / 全3件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
大伴茫人ことあの『現代文講義』の田村秀行が、随所に仕掛けを施し、やまだ紫の絵を得て、古典に橋を架ける。まったく新しい『土佐日記』!おじさま、どうして歌なんか習わなければならないの?姫、それはですな、女は歌で男と心を通わせるのです。是非とも立派に身につけねばならぬ技術なのでございますぞ。
目次
- 姫様、わたくしが前土佐守紀貫之でござります—十二月二十一日〜十二月二十八日国府を出発、海へ
- 「歌」こそが「文芸」の集約点ですからな—十二月二十九日〜一月八日大湊に停滞の日々
- 「美」のためなら何をしてもいいって感じね—一月九日〜一月二十日室戸岬の手前まで
- そりゃ、わしのほんとの「神」は「歌」ですからな—一月二十一日〜一月三十日和泉国を目指して
- 一首の「歌」を得るのに手を尽くします—二月一日〜二月五日和泉の海岸を北上
- どうですか、すごい「構想力」と「構成力」でしょう—二月六日〜二月十六日淀川を上って京へ
「BOOKデータベース」 より