われ生きたり
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書誌事項
われ生きたり
新潮社, 1999.12
- タイトル読み
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ワレ イキタリ
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内容説明・目次
内容説明
なにゆえに私は、ライフルを手にせざるを得なかったのか。昭和43年2月、金嬉老は暴力団員2名を射殺し、静岡県・寸又峡の旅館に籠城。たった一人、死を覚悟して、「在日」に向けられた差別の実態を、日本中に告発した—。過酷な生い立ち、弁当を踏みにじられた学校時代、度重なる就職差別、警察から受けた数々の侮辱と暴言…。事件に到るまでの半生、延々たる獄中生活、看守の自殺事件、そして仮釈放。激しく差別と闘いながら、日本と日本人を愛してやまなかった男の真実—。
目次
- 突然の釈放
- 差別と屈辱
- 放浪生活へ
- 警察への憎悪成長と無頼
- 奪われた女性
- 結婚と別離
- 小泉暴言事件
- 曽我を射殺
- 寸又峡へ〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より