川俣事件 : 足尾鉱毒をめぐる渡良瀬沿岸誌
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川俣事件 : 足尾鉱毒をめぐる渡良瀬沿岸誌
社会評論社, 2000.2
- タイトル読み
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カワマタ ジケン : アシオ コウドク オ メグル ワタラセ エンガンシ
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注記
新人物往来社 1973年刊, 第三文明社 1978年刊の改訂
内容説明・目次
内容説明
1900年、利根川の川俣橋で起きた「凶徒嘯聚事件」の全貌を解く。鉱毒による“村の破壊”に立ち向かう渡良瀬農民の“抵抗”と“生”の軌跡が世紀をこえていま鮮烈に甦る。1900(明治33)年、足尾鉱毒地から徒歩で上京しようとした数千の農民は、川俣橋で阻止され、大量に逮捕された。この川俣事件は人びとを奮いたたせた。田中正造の天皇直訴、女たちだけの「押出し」、キリスト者、仏教徒、学生たちの全国的な支援運動を生みだした。そこには、被告である農民の青春、愛、誓いの日々があった。本書には、農民の手紙や日記、聞きがきで綴るドラマがあふれる。
目次
- 序章 渡良瀬川に魚影消ゆ—公害の原点・足尾鉱毒問題
- 第1章 霜を枕に野宿の上京—議会への絶望と運動の転換
- 第2章 鉱毒農民起つ—川俣事件その日・明治33年2月12日〜13日
- 第3章 断面の転回—公判闘争・その終結
- 終章 そして未だ終わらざるの章
「BOOKデータベース」 より