浄瑠璃史の十八世紀
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浄瑠璃史の十八世紀
勉誠出版, 1999.11
再版
- タイトル読み
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ジョウルリシ ノ ジュウハッセイキ
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内容説明・目次
内容説明
これまで古典としての浄瑠璃研究が、虚構の作意としてきた匿された時局の政治性、社会性が、生々しい新鮮な切り口を開けたことは、著者の独擅場となった。こうした時局性については、浄瑠璃史の本拠となった大坂という、政治の中心の江戸から離れた地理的条件、また江戸に対する気慨、あるいは風土的人気なども無視できぬとおもうが、資料を踏えた竹本、豊竹座の盛衰、竹田出雲流の人生観と並木宗輔の人生観の作意に現われた視点など、目の覚めるような論考が相次ぐ。
目次
- 序説 十八世紀後期の「竹本座」と「豊竹座」
- 1 近松、享保の改革とその前夜
- 2 並木宗輔
- 3 近松半二
- 4 寛政前期の浄瑠璃
「BOOKデータベース」 より