山梔
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山梔
(講談社文芸文庫)
講談社, 2000.2
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クチナシ
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注記
年譜: p450-459
著者の肖像あり
「野溝七生子作品集」 (立風書房 1983年刊)を底本とし、多少ふりがなを加えた
内容説明・目次
内容説明
山梔のような無垢な魂を持ち、明治時代の厳格な職業軍人の家に生まれ育った阿字子の多感な少女期を書く自伝的小説。著者の野溝七生子は、明治30年生まれ、東洋大学在学中の大正13年、特異な育ちを描いた処女作の「山梔」で新聞懸賞小説に入選、島崎藤村らの好評を博す。歌人と同棲、後大学で文学を講じ、晩年はホテルに一人暮す。孤高の芸術精神が時代に先駆した女性の幻の名篇の甦り。
「BOOKデータベース」 より