日本の市民から世界の人々へ : 戦争遺族の証言 Our messages: from Japanese citizens to the people of the world : testimonies of the war bereaved
著者
書誌事項
日本の市民から世界の人々へ : 戦争遺族の証言 = Our messages: from Japanese citizens to the people of the world : testimonies of the war bereaved
(教科書に書かれなかった戦争・らいぶ)
梨の木舎, 1999.12
- タイトル別名
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戦争を語り伝えるために
- タイトル読み
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ニホン ノ シミン カラ セカイ ノ ヒトビト エ : センソウ イゾク ノ ショウゲン
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注記
英文併記
監訳: 斎藤忠利
「戦争を語り伝えるために」(1993刊)の中から14篇をえらび英文の対訳を付したもの(巻末より)
侵略戦争・略年表: p168-169
内容説明・目次
内容説明
本書は戦没者遺族による証言の書です。わたしたちにとって、いま必要とされていることは侵略戦争の下で何があったのか、事実を伝えていくことです。日本の教科書には、なぜ戦争が起きたのか、アジアで日本国内で人びとはどんな体験をしたのか、十分に書かれてきませんでした。日本国内で、戦没者遺族は筆舌につくしがたい体験をしました。その一端が本書に書かれています。
目次
- 行動の軸を被害者から加害者に
- 戦死者を「英霊」と褒め讃えさせてはならない
- 兄を侵略者と認めるのは辛い。だが
- はじめて息子に語った母と兄の死
- アジアの人々に再び銃を向けてはならない
- 惨禍を繰り返さないために
- 語り継ごう書き継ごう戦争体験
- 戦争責任のある父と戦後責任のある私
- 学徒通信隊・16歳で死んだ兄
- 「誰が不義をしたかい」
- 夫はいまだに帰ってこない
- 日本という国
- 戦争は本当に終わったのか
「BOOKデータベース」 より