説明文教材の新しい教え方
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書誌事項
説明文教材の新しい教え方
(21世紀型授業づくり, 1)
明治図書出版, 1999.12
- タイトル読み
-
セツメイブン キョウザイ ノ アタラシイ オシエカタ
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内容説明・目次
内容説明
現在の説明的文章(以下、説明文と略称)の学習指導上の諸々の問題は、第一は、説明文の読みにおける「筆者想定」とか、「筆者の工夫の評価」という問題である。この問題については、主として本書の第七、八章において考察した。第二には、説明文の読み方学習指導は、学習者にとって主体的なものにすべきだという立場のもとでの、従来とは趣の異なった一種の「内容」読みの問題である。この問題の克服については、主として第六章において考察した。第三の問題は、説明文の情報読みということが、さながら新しい立場のように提唱されていることである。その問題は主として第九、十章において考察した。
目次
- 1 説明文教材の読み方学習指導の立場の現在
- 2 創立期の小学校の『読本』の文章の一例
- 3 文章に関する「事柄」重視か、文章の叙述「形式」の重視か
- 4 教材としての説明文の変質の過程
- 5 説明文の学習をつまらなくするもの—「形式(小)段落」と「意味(大)段落」
- 6 読み取る手立て(言語技術)をつける説明文の教材論と学習指導のあり方
- 7 説明文の教材論、授業論の現在の問題
- 8 読み手の立場の重視と筆者想定の重視の矛盾
- 9 説明文の情報読みと説明文の読み方学習とは異なること
- 10 説明文教材を使った単元学習と総合的学習
「BOOKデータベース」 より