旧制官立高等教育機関の沿革粗描
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旧制官立高等教育機関の沿革粗描
文芸社, 2000.2
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キュウセイ カンリツ コウトウ キョウイク キカン ノ エンカク ソビョウ
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Description and Table of Contents
Description
教育改革は敗戦後の占領下に行われた一連の民主化改革のうちでも最も重要なものの一つである。高等教育機関にあっては旧制高校・大学予科・専門学校・高等師範学校をはじめとする教員養成諸学校(文部省直轄262校)の廃止と旧制大学24校の再編成および他省直轄学校の移管による新制国立大学69校の設置(第三次吉田内閣期)であり、明治以降つづけられてきた日本の教育システムは根本的に改編された。本書はそれらの母体校のルーツをわかりやすい筆致で描写するものである。
Table of Contents
- 第1部 幕府の直轄学校
- 第2部 東京大学の成立まで
- 第3部 帝国大学の成立・七高等中学校の設置
- 第4部 高等学校令を公布・帝国大学の増設
- 第5部 専門学校令を公布・東北・九州両帝大の新設
- 第6部 寺内内閣期まで—明治四十四・五‐大正七・九
- 第7部 高等教育機関の大拡張
- 第8部 神宮皇学館大学(昭和十五・四)設置まで
- 第9部 師範学校の昇格・青年師範学校設置・戦時教育令公布
- 第10部 敗戦・占領下に—帝国大学の名称を廃止
- 第11部 新制国立大学の発足
- 第12部 国立大学に移管・学部増設(旧国立総合大学系)・国立琉球大学設置など
- 第13部 日本帝国主義によって侵略統治された(旧外地)植民地(植民地化)の高等教育機関
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