医療倫理の夜明け : 臓器移植・延命治療・死ぬ権利をめぐって
著者
書誌事項
医療倫理の夜明け : 臓器移植・延命治療・死ぬ権利をめぐって
晶文社, 2000.3
- タイトル別名
-
Strangers at the bedside : a history of how law and bioethics transformed medical decision making
医療倫理の夜明け : 臓器移植延命治療死ぬ権利をめぐって
- タイトル読み
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イリョウ リンリ ノ ヨアケ : ゾウキ イショク エンメイ チリョウ シヌ ケンリ オ メグッテ
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注記
原著 (Basic Books, 1991) の全訳
内容説明・目次
内容説明
1996年、ハーヴァード大学医学部教授ヘンリー・ビーチャーによる告発がすべての始まりだった。彼は被験者を危険にさらした人体実験22件の実態をあばいたのである。臓器移植や延命治療など限りなく進歩する医療技術のもとで、最終的な意思決定をするのは、医師か、患者か、それとも、政治家や法律家など第三者か。ジョンズ・ポプキンス病院事件やカレン事件など、全米を揺るがした数々の医療事件を通して、新しい医療倫理が確立されてゆく歴史を明らかにする。これからの医療と生命倫理を考えるための必読の書として、大きな論議を呼んだ医学ノンフィクション。
目次
- 序章 密室の扉をひらく
- 第1章 被験者の尊厳—第二次世界大戦以前の状況
- 第2章 戦時中の臨床研究
- 第3章 研究の「金ぴか」時代—第二次世界大戦直後
- 第4章 人体実験の告発
- 第5章 研究室の新しいルール
- 第6章 ベッドサイドの倫理
- 第7章 変貌した医師たち
- 第8章 臓器移植の幕開け
- 第9章 モンデールとケネディ—二つの委員会
- 第10章 ジョンズ・ホプキンス病院事件
- 第11章 カレン・アン・クィンラン判決
- 終章 変革の代価
「BOOKデータベース」 より