大学は何を学ぶところか
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大学は何を学ぶところか
地人書館, 2000.3
- タイトル読み
-
ダイガク ワ ナニ オ マナブ トコロ カ
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内容説明・目次
内容説明
大学全入時代がささやかれる今日、大学教育の内容に再検討が要請されてくるのは必然の成り行きで、大学における学生への教育と、教員による研究のあり方について、あらためて考え直すよう迫られている。また、入学試験制度の多様化や、高校や予備校による進学指導体制の強化などによって、高校時代での勉学結果と大学におけるカリキュラムとの間には、大きな隔たりが生じてしまっている。本書では、一大学の当面する問題としてではなく、大学に学ぶ人たちと大学における教育と研究、また、それに関連するいろいろな問題について、私が構想し、こうありたいと願っていることがらについて語ることとした。その際、未来ある若い大学生や、これから大学で学ぶことになる人たちにとって、大学で学ぶ期間がどのような意味で大切なのかについて、著者自身の経験を含めながら考えを述べることにする。
目次
- 第1章 はじめに—何が問題か
- 第2章 大学は誰のものか—学生あっての大学
- 第3章 学生は何を学べばよいか—出会いの妙
- 第4章 人間の資質とは—文系、理系と区別する迷信
- 第5章 自由と威厳—人を作るのは誰か
- 第6章 人生はたった一回の試行
- 第7章 悪と道徳的規範
- 第8章 創造力と想像力
- 第9章 今、何をなすべきか
「BOOKデータベース」 より