転位に基づく破壊力学
著者
書誌事項
転位に基づく破壊力学
培風館, 2000.3
- タイトル別名
-
Dislocation based fracture mechanics
- タイトル読み
-
テンイ ニ モトズク ハカイ リキガク
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注記
参考文献: p487-504
内容説明・目次
内容説明
転位論研究の第一人者によって著された破壊力学の系統的な解説書である。弾塑性体中の任意のき裂問題は、孤立転位の応力場を出発点として解決できる。本書は、その応力場におけるき裂解を得るための道具として最も重要なMuskhelishvili方程式の導出の仕方を、最初から理解できるように詳細に解説している。弾塑性体中のき裂は3つのモードに分類されるが、これらの結果を基に、本書の主要部では転位に基づく解析手法を詳細に解説する。
目次
- 1章 Griffith‐Inglisき裂とZener‐Stroh‐Koehlerき裂
- 2章 転位の力学
- 3章 Hilbert 変換とMuskhelishvili方程式
- 4章 Bilby‐Cottrell‐Swinden‐Dugdale(BCSD)き裂
- 5章 転位によるき裂先端の遮蔽と反遮蔽
- 6章 弾塑性固体中のモード3き裂
- 7章 弾塑性固体中のモード2き裂
- 8章 弾塑性固体中のモード1き裂
- 9章 移動するYoffeき裂
- 10章 興味深い応用例
「BOOKデータベース」 より