西脇順三郎の研究 : 『旅人かへらず』とその前後
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書誌事項
西脇順三郎の研究 : 『旅人かへらず』とその前後
(新典社選書, 13)
新典社, 2000.2
- タイトル別名
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西脇順三郎の研究 : 旅人かへらずとその前後
- タイトル読み
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ニシワキ ジュンザブロウ ノ ケンキュウ : タビビト カエラズ ト ソノ ゼンゴ
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内容説明・目次
内容説明
本書は、過去十年ほどの間に勤務校の紀要や学会誌などに発表した西脇順三郎関係の論文七編から成っている。西脇順三郎に関しては、大学院修士課程時代からの研究対象なので、すでに二十年を超える取り組みということになるが、今ようやく形を与えることができたのは、広大な西脇順三郎の世界の一部分—『旅人かへらず』とその前後—にすぎない。
目次
- 1 成立の背景(『Ambarvalia』から『旅人かへらず』へ—自然観の変化に沿って;『老子』との接触—「曲」の世界)
- 2 境界の風景(「野」の風景;「窓」「庭」「薮」)
- 3 時間表現(さまざまな時間表現;時間意識と現実観 ほか)
- 4 『旅人かへらず』から『近代の寓話』へ(改作版『あむばるわりあ』の評価をめぐって;『近代の寓話』への転回—文末表現「だ」「のだ」に注目して)
「BOOKデータベース」 より