断影大杉栄
著者
書誌事項
断影大杉栄
(ちくま文庫)
筑摩書房, 2000.3
- タイトル読み
-
ダンエイ オオスギ サカエ
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内容説明・目次
内容説明
ほんとうの自由を求めて、権威・権力と戦い、女性を愛し、ついには関東大震災直後に憲兵隊によって虐殺された大杉栄。歴史の闇に埋もれた大正アナーキストたちの中でも、ひと際、光彩を放つ大杉の激しく熱い魂へと迫る!アナキズムとはなべての支配されざる精神—と語る竹中労が渾身の力で書き下ろした未発表原稿が文庫オリジナルで登場。
目次
- 生い立ちの記—兇暴の疾
- 一波万波—無政府主義以前
- 冬の時代—大逆事件
- 生の拡充—『近代思想』
- 断章—愛は惜しみなく奪う
- 補遺—苦諦・日蔭茶屋
- 襤褸の巷—美的浮浪者の群
- 日本の運命—「労働運動」の時代
- 長い幕間—コミンテルンの密使
- アナ・ボル抗争—「総連合」成らず〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より