イスラーム・環インド洋世界 : 16-18世紀
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書誌事項
イスラーム・環インド洋世界 : 16-18世紀
(岩波講座世界歴史 / 樺山紘一 [ほか] 編, 14)
岩波書店, 2000.3
- タイトル別名
-
イスラーム環インド洋世界
- タイトル読み
-
イスラーム カンインドヨウ セカイ : 16 18セイキ
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注記
内容: はしがき(羽田正), 構造と展開(「三つの「イスラーム国家」」), 境域と局所(「イラン、トゥラン、ヒンド」-「インド洋とインド商人」), 論点と焦点(「イスラーム法の刷新」-「建築から見たイスラーム・環インド洋世界」), 執筆者紹介
参考・参照文献: 各章末
月報28(8p)
収録内容
- 三つの「イスラーム国家」 / 羽田正 [執筆]
- イラン、トゥラン、ヒンド : ペルシア語文化圏の発展と変容 / 近藤信彰 [執筆]
- ペルシア湾と紅海の間 / 福田安志 [執筆]
- インド洋とインド商人 / 長島弘 [執筆]
- イスラーム法の刷新 : オスマン朝における新賃貸契約制度の誕生をめぐって / 林佳世子 [執筆]
- ユダヤ教徒ネットワークとオスマン朝 / 宮武志郎 [執筆]
- 前近代イスラーム帝国における圧政の実態と反抗の論理 : 一七八四年アレッポの事例から / 黒木英充 [執筆]
- ムガル帝国の国家権力と土地制度 / 佐藤正哲 [執筆]
- ムガル朝とヨーロッパ人 / 小名康之 [執筆]
- 日本人のアフリカ認識 : アフリカおよびアフリカ人をめぐるイメージ形成とその変遷 / 藤田みどり [執筆]
- 建築から見たイスラーム・環インド洋世界 / 深見奈緒子 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
本書では「イスラーム世界」を陸の地域、「環インド洋世界」を海の地域と捉える。諸論考は、それぞれこの「陸の地域」「海の地域」のいずれかに関わり、近代ヨーロッパの政治・経済・社会的影響が本格的に及んでくる直前のこの二つの地域の様々な局面を取り扱っている。
目次
- 構造と展開(三つの「イスラーム国家」)
- 境域と局所(イラン、トゥラン、ヒンド—ペルシア語文化圏の発展と変容;ペルシア湾と紅海の間;インド洋とインド商人)
- 論点と焦点(イスラーム法の刷新—オスマン朝における新賃貸契約制度の誕生をめぐって;ユダヤ教徒ネットワークとオスマン朝;前近代イスラーム帝国における圧政の実態と反抗の論理—1784年アレッポの事例から ほか)
「BOOKデータベース」 より