ただ走る哲学者 : 海外マラソン9連戦始末記
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ただ走る哲学者 : 海外マラソン9連戦始末記
(平凡社新おとな文庫)
平凡社, 2000.2
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タダ ハシル テツガクシャ : カイガイ マラソン 9レンセン シマツキ
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Description and Table of Contents
Description
無類の酒好きで、不健康な生活を送っていた中年哲学者が、47歳を迎えたとき、突然、ランニングに目覚めた。何故か?成人病に次々と襲われたからである。痛風、胆石、高血圧、前立腺の石灰化…なんなんだ、これは?食いたいもの、飲みたいものがストップされてはたまらないと一念発起、走る人となる。効果抜群、以来、ランニングの魅力、いや魔力にとりつかれて至福数年、あろうことか今度は、半年間に9回、夢の海外マラソンに挑戦した。今日はフェラーラ、次回はバルセロナ、モントリオールから地獄のダボスへ。熟年の快挙か、物好きの深淵か、笑いと涙の体験報告。
Table of Contents
- 1 ひとはなぜ走るか—マラソン入門の巻
- 2 中年のランニング狂い—国内初フル、そして見果てぬ夢の巻
- 3 早春、ルネサンスの歴史の町で—イタリア・フェラーラマラソンの巻
- 4 カタルーニャの心に触れて—スペイン・バルセロナマラソンの巻
- 5 バイリンガルの都会のど真ん中—カナダ・モントリオール・スプリングレースの巻
- 6 花咲く首都の公園で—カナダ・オタワ・ナショナルキャピタルマラソンの巻
- 7 全米一の美しい大会—アメリカ・バーモントシティマラソンの巻
- 8 アカディアの田舎を訪ねて—カナダ・熱い入江マラソンの巻
- 9 殺人未遂山岳コース—スイス・ダボス・アルペンポストマラソンの巻
- 10 誰も知らないロレーヌの村—フランス・ペクソンヌ湖めぐり競走の巻
- 11 セントローレンス川の流れのように—カナダ・ケベック両岸マラソンの巻
- 12 楽しみながら平凡に—マラソン反省の巻
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