予防外交
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書誌事項
予防外交
三嶺書房, 2000.2
- タイトル読み
-
ヨボウ ガイコウ
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注記
年表: p286-289
参考文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
国際社会において、紛争の予防体制はずいぶんと遅れている。軍縮にしろ、軍備管理にしろ、さらには危機管理にしろ、戦争防止策と考えられている手立てというものは、いずれも戦争の準備体制が整った後の段階での戦争防止策である。人間の病気にたとえれば、病原菌を体内にしっかりと宿らせた上で、発病を抑えているようなものである。なぜ、戦争そのものが生じないように、戦争発生の根本原因まで踏み込むような予防策を講じようとしてこなかったのであろうか。国内社会とは異なり、国際社会には、予防外交に取り組むことを阻むような、難しい、複雑な背景があったに違いない。冷戦が終わり、やっと今、世界は、戦争の予防に取り組もうとしている。
目次
- 序論 予防外交の理論と枠組み
- 第1部 予防外交のアクターとパワー(国連の予防外交;OSCEの予防外交—少数民族高等弁務官;民主的平和と民主化支援—民主制度・人権事務所を中心に ほか)
- 第2部 紛争予防の規範とメカニズム(欧州における人権・民主主義レジームと紛争予防;信頼安全醸成措置;OSCEにおける紛争の平和的解決)
- 第3部 予防外交の事例—成果と課題(マケドニア共和国(FYROM)における予防外交;エストニア・ラトヴィアにおける予防外交;ウクライナにおける予防外交)
- 第4部 アジア太平洋の予防外交(アジア太平洋における予防外交の有効性、可能性、展望—欧州の事例から何を学ぶか)
「BOOKデータベース」 より