戦う哲学者のウィーン愛憎
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書誌事項
戦う哲学者のウィーン愛憎
(角川文庫, 11266)
角川書店, 1999.11
- タイトル読み
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タタカウ テツガクシャ ノ ウィーン アイゾウ
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注記
「ウィーン愛憎」(中央公論社 1990年刊)の改題
内容説明・目次
内容説明
東大で二つの学部を卒業したものの、社会不適応を繰り返す中島青年。明日死ぬなら何をしたいか?せめて重度の「哲学病」を全うしたい、との願いのみ。三十三歳、逃げ場無し。ウィーンで自分を変えられるかもしれない…。だが、待ち受けていたのは頑固・高慢・偏見に凝り固まったヨーロッパだった。家を借りる、試験を受ける、映画を観る、とにかくすんなり事が運ぶためしはない。泣き寝入りもままならず、青年は決意する。ヨーロッパ人と顔突き合わせ喧嘩することを。戦うことと、哲学することはどこか似てる。自分自身になるための、怒りと涙と笑い溢れる奮闘を綴る、ウィーン喧嘩留学記。
目次
- 1 黄昏のウィーン
- 2 日本人学校教師として
- 3 ウィーンの日本人社会
- 4 ウィーン人とは
- 5 永遠の学生
- 6 家主との闘い
- 7 ウィーンでの結婚
「BOOKデータベース」 より