禁忌の聖書学
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禁忌の聖書学
(新潮文庫, や-46-1,
新潮社, 2000.4
- タイトル読み
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キンキ ノ セイショガク
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内容説明・目次
内容説明
キリスト教文化の象徴「聖母」の姿を聖書の中に探すと…。処女降誕、最後の晩餐など、広く西欧文学や美術の主題となり、日本人の心にも影響を与えた場景。それらが何故、どのように記されたのかを原典にたどり返し、記述の歴史的意味、信仰が希求し続けてきたものに光を当てる。混迷の度を増す世界と、否応なくその渦中に巻きこまれてゆく日本の行く末をも見すえた、著者最後の論考。
目次
- 裏切者ヨセフスの役割
- マリアは“処女”で“聖母”か
- 「ヨセフ物語」は最古の小説
- 結末なきヨブの嘆き
- 『雅歌』の官能性
- 過越の祭と最後の晩餐
「BOOKデータベース」 より