ドイツ福祉国家思想史
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書誌事項
ドイツ福祉国家思想史
未來社, 2000.3
- タイトル読み
-
ドイツ フクシ コッカ シソウシ
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内容説明・目次
内容説明
本書は、「福祉国家」思想のドイツ的形成・発展史を展望した思想史研究の試みであり、その主題は、近代社会の基本原理をなす私的自治の生成と、それを前提とした近現代的国家干渉主義の成立、市民社会における近代的な国家「政策」の範疇としての認識の成立、に置かれている。この主題構成は、「福祉国家」と呼ばれるものを資本主義システムの二十世紀的到達点と捉え、それを支えているワンセットの国家「政策」連関構造の最も基本的な原理を、歴史問題をとおして解明しようとした結果である。
目次
- ドイツ福祉国家思想史の課題と視点
- 第1部 私的自治のドイツ的生成(ドイツ自然法論と初期法治国家思想;ヴィルヘルム・フォン・フンボルトの国家活動限定論—絶対主義末期の干渉主義批判の一類型;カントの法形式論と近代ブルジョア社会原理;改革者国家の二類型)
- 第2部 「社会問題」認識の形成(ドイツ・ロマン主義と「社会問題」—フランツ・フォン・バーダーのスミス批判と「プロレテール」統合論;西南ドイツ初期自由主義と社会政策—ローベルト・フォン・モールの労働者問題認識と「中間身分」社会論)
- 第3部 近現代的干渉主義の成立(ローベルト・フォン・モールの法治国家と干渉主義;ローレンツ・フォン・シュタイン行政国家論の成立;アードルフ・ヴァーグナー福祉目的国家論の形成)
- 現代ドイツ社会国家論の国制史論的構造
「BOOKデータベース」 より