飛鳥殺人事件 : 首の迷宮
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飛鳥殺人事件 : 首の迷宮
(カッパ・ノベルス)
光文社, 1992.8
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アスカ サツジン ジケン : クビ ノ メイキュウ
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注記
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784334029982
内容説明
警視庁捜査一課警部補の宇津木冬彦は、「有馬住宅センター」社長・有馬安正の妻から捜査依頼をうけた。彼女は、“有馬は殺されているから調べてみるように”という電話を謎の男からもらったというのだ。奈良・高松塚古墳の被葬者は誰なのかという研究を続ける有馬は、「飛鳥に行く」と言って家を出たまま消息を絶っていた。宇津木はまず、有馬が借りていたマンションを訪ねるが…。同じ頃、高松塚の近くで、有馬の首無し死体が発見された。奇しくも、高松塚の被葬者にも首がなかった。首無し死体の意味は。そして、電話の男は誰なのか?高松塚古墳の謎に絡んだ奇怪な殺人事件—。書下ろし長編推理小説の大作、想を新たに新探偵登場。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784334029999
内容説明
宇津木警部補が行方を追っていた有馬安正は死体となって発見された!宇津木は首無し死体に秘められた犯人からのメッセージをさぐろうと飛鳥に向かうが…。男の首が、岩手県・江刺市を流れる人首川で発見された。東京—飛鳥—江刺を結ぶ殺人ラインの意図は。宇津木は、有馬と高松塚古墳の被葬者について論争を展開していた藤辰彦をマークするが、藤には有馬の死体を飛鳥に棄ててくるのは絶対に不可能だった。そして事件の鍵を握るとみられた女性が、飛鳥の蘇我入鹿の首塚で絞殺体となって発見された。さらに浮かび上がった2年前の殺人事件。高松塚古墳の謎を追いながら、新境地を拓いた著者渾身の書下ろし長編推理小説秀作。
「BOOKデータベース」 より