15年戦争発表・紙上討論の授業

書誌事項

15年戦争発表・紙上討論の授業

久保田貢著

(近現代史生き生き)

日本書籍, 1999.11

タイトル読み

15ネン センソウ ハッピョウ シジョウ トウロン ノ ジュギョウ

内容説明・目次

内容説明

「歴史修正主義」者らによる、『国民の歴史』が喧伝されている今、「15年戦争」の授業をすすめることが難しくなっている。子どもたちを授業の主役にしながら、「15年戦争」をともに考え、論じあっていく。そのことが、危機をのりこえ、「平和」を見出し、困難な状況が増えつつある子どもたちに、学びを復権させる道である。本書は、著者がその方法を模索した実践記録である。

目次

  • 第1章 発表授業—自分たちで調べる、まとめる、発表する(自分で本を探す・調べる・まとめる;発表班をつくる・各班のテーマを決める;発表授業の授業案・資料をつくる;他のクラスの班と検討会をする;リハーサルをする;発表授業;クラス全員がコメントを書く;教師から補足をする)
  • 第2章 「戦争責任」「戦後責任」についての紙上討論・レポート・班討論(子どもたちのなかに論争を;「七三一部隊」をきっかけに;教科書検定最高裁判決についての子どもたちの意見;冬休みのレポート課題「戦争に関する日本の歴史教育」;日本の戦争責任について考える;戦争の個人責任について考える;私たちに戦争責任はあるのか・戦後責任を考える;定期考査問題で最後の総括を)

「BOOKデータベース」 より

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