文化地理学の系譜
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書誌事項
文化地理学の系譜
地人書房, 2000.3
- タイトル読み
-
ブンカ チリガク ノ ケイフ
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内容説明・目次
内容説明
本書は18世紀末の啓蒙主義の時代から20世紀末までの文化地理学の系譜をたどった地理学史研究である。こうした学史的研究は、ある意味では、いつの時代にも、そしてどの学問分野においてもそうであるかもしれないが、世界をみる見方やその枠組が大きく変化していく際に起るある種の混乱や葛藤を背景にしている場合が多いし、学問的にもそう境界が流動化し、その基礎づけにゆらぎが生じるという状況下で、自らの携る学問の来し方をふり返るという反省的思考に支えられるものであるともいえよう。
目次
- 文化地理学の系譜へ
- 第1部 文化地理学の成立過程と課題・方法の形成(文化地理学の成立過程;文化地理学の課題と方法の形成)
- 第2部 サウァーとアメリカ文化地理学(カール・サウァーの地理思想と文化地理学;バークレー学派とアメリカ地理学—サウァーの「景観の形態学」をめぐって;アメリカ文化地理学の成立と展開—カールサウァーとバークレー学派の役割)
- 第3部 文化地理学と文化景観論(文化地理学と景観の解釈学の系譜—バークレー学派の文化景観論をめぐって)
- 第4部 日本における文化地理学(日本における文化地理学の展開(戦前編;戦後編))
「BOOKデータベース」 より