大正デモクラシーと警察署廃止事件

書誌事項

大正デモクラシーと警察署廃止事件

山本金太著

ほおずき書籍 , 星雲社 (発売), 2000.1

タイトル読み

タイショウ デモクラシー ト ケイサツショ ハイシ ジケン

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内容説明・目次

内容説明

大正15年6月30日、長野県は中野・屋代・岩村田の三警察署と県内16の分署の廃止を突然発表、翌日7月1日より実施を決行した。自分たちの町の警察を突然廃止されてしまった若者たちは、憤然として立ち上がり、知事糾弾の決起集会は、県の幹部への襲撃事件にまで発展してしまった。怒濤をなして日本に上陸してきた大正デモクラシー。

目次

  • 1 大正デモクラシーと日本人(教育の民主化—教師と若者たちの民主化;国民大衆の漸進的な民主化;ヨーロッパから怒濤のように押し寄せたデモクラシー;デモクラシーの衰退と軍国主義の蔓延 ほか)
  • 2 上意下達・民意無視の明治政府(薩長藩閥で牛耳った馴れ合いの明治政府—立身出世主義;天下を取った徳川家—徳川家の行事はそのまま国の行事;藩閥政府の「馴れ合い」政治—何事も勝てば官軍;「オイ、コラ警察」と「ゴー、ストップ事件」 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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