ナラティヴ・セラピーの実践
著者
書誌事項
ナラティヴ・セラピーの実践
金剛出版, 2000.2
- タイトル別名
-
Introducing narrative therapy : a collection of practice-based writings
- タイトル読み
-
ナラティヴ セラピー ノ ジッセン
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注記
原著(Adelaide : Dulwich Centre Publications, 1998)の全訳
内容説明・目次
内容説明
医療人類学や社会心理学、文化人類学等を理論的背景に持つナラティヴ・セラピーは、近年急速に発展している心理的アプローチである。その治療スタンスは、クライエントのストーリーが構成される過程に注目し、その問題の解決をめざした相互の働きかけを治療的対話の重要な柱とするものである。本書には、ナラティヴ・セラピーの治療的多様性を存分に提示する論考が収録されている。治療の場における理解とは、クライエントと治療者の対話そのものである。クライエントそれぞれの「物語」を治療者がどう受けとめ、どう働きかけるのか、アノレキシアや性的虐待、悲哀の解決等、わかりやすく魅力的な事例が次々に詳述される。ナラティブ・セラピーの考え方を身につけ、日常臨床において実践するための最新の指導書である。
目次
- 第1部 考え方を紹介する
- 第2部 個人との仕事
- 第3部 グループとの仕事
- 第4部 コミュニティとの仕事
- 第5部 共同研究
- 第6部 パワー・トウ・アワ・ジャーニー
- 第7部 マイケル・ホワイトの覚え書き
「BOOKデータベース」 より