世俗宗教としてのナチズム

書誌事項

世俗宗教としてのナチズム

小岸昭著

(ちくま新書, 245)

筑摩書房, 2000.4

タイトル読み

セゾク シュウキョウ トシテノ ナチズム

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注記

参考・引用文献: p221ー222

内容説明・目次

内容説明

ナチズムの新しい帝国創造のヴィジョンと世界破壊の欲望は、今日の私たちの社会にも繰り返し甦って来る。ナチの黙示録的な鉤十字運動は、どのように人々の心を魅了したのだろうか。神話と象徴に彩られ、無意識の想像力を緻密に体系化した“血の結合”の幻想と実践の分析を通して、普通の人々をも狂気に駆り立てた政治的世俗宗教の実態を抉り出す。「祭司」ヒトラーと「伝道師」ゲッペルスが紡いだ破壊と終末の幻想を切開する現代史のプロファイリング!

目次

  • 序 目覚め
  • 第1章 聖なる山
  • 第2章 「第三帝国」の由来
  • 第3章 エッカルトからゲッベルスへ
  • 第4章 美しき化け物たち
  • 第5章 1938年11月9日の「ムスピリ」
  • 第6章 「高さ」への野望

「BOOKデータベース」 より

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