大蔵省権力闘争の末路
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大蔵省権力闘争の末路
(小学館文庫)
小学館, 1999.7
- タイトル読み
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オオクラショウ ケンリョク トウソウ ノ マツロ
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注記
「大蔵省「権力の秘密」」1995年刊の増訂
内容説明・目次
内容説明
財政と金融に関する巨大な権限を掌握し、「省のなかの省」を自任する官僚帝国・大蔵省。大蔵エリート官僚は、巨大権限を背景にした「密室・裁量」型行政指導によって省益・官僚益の網を至る所にめぐらせてきた。バブル経済の発生・崩壊によって日本経済は大打撃を被り、いまなお多くの国民は大不況に呻吟している。その国民を尻目に、バブル経済招来の責任者・大蔵省の主流エリート官僚は、ひたすら大蔵省改革に抵抗し、既得権益確保に権謀術数の限りを尽くしている。大蔵省主流エリート官僚、その名を「斎藤組」という。
目次
- 第1章 最強組織をつくりあげた男たち(大蔵省を揺さぶった五五年体制の崩壊;日銀総裁をめぐる大蔵ファミリーの暗躍 ほか)
- 第2章 軋み始めた「大蔵支配」(武村蔵相と斎藤次官の“手打ち”の中身;米財務省の発言で露呈したナンバー2人事の大欠陥 ほか)
- 第3章 金融支配のメカニズムと次なる野望(大銀行が大蔵省に送り込むMOF担;第一勧銀&三和の巨大合併はなぜつぶれたか ほか)
- 第4章 「大蔵省改革」をめぐる政vs官の攻防(「省のなかの省」を揺るがす過剰接待スキャンダル;中途半端な「大蔵省改革」と“改革つぶし”に狂奔する大蔵官僚 ほか)
「BOOKデータベース」 より