フランス中世の衣生活とひとびと : 新しい社会経済史の試み

書誌事項

フランス中世の衣生活とひとびと : 新しい社会経済史の試み

中村美幸著

山川出版社, 2000.3

タイトル読み

フランス チュウセイ ノ イセイカツ ト ヒトビト : アタラシイ シャカイ ケイザイシ ノ ココロミ

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注記

史料・文献目録: p274-284

内容説明・目次

内容説明

歴史研究を、異質なものを通して同質性を、同質なものを通して異質性を探りながら、“人間とは何か”を追究するフィルターであると考える著者による、中世末期フランスの衣生活社会経済史。

目次

  • 第1章 社会経済史としての衣生活研究—歴史構成方法試論(〈アナール〉学派の〈新しい歴史学〉の方向と〈物質生活史〉としての衣生活史;衣服の歴史的研究に関する従来の動向)
  • 第2章 中世末期フランスの衣生活にかかわる若干の前提的状況(中世末期における衣服の型と衣生活の基本的性格;中世末期の衣服素材とその生産および流通 ほか)
  • 第3章 中世末期フランスにおける衣生活の具体的様相—衣服消費の側面から(フランス王ジャン2世の衣服事情—1351〜52年の会計帳簿を通して;フランス王シャルル5世の衣服事情—遺産目録を通して ほか)
  • 第4章 中世末期フランスの衣生活と社会(アンジュー宮廷における仕着の社会的意味;奢侈取締令発布の歴史的意味 ほか)
  • 第5章 中世末期フランスの衣生活に見る心性(中世の美意識についての一考察;中世末期の衣生活に見るひとびとの心的態度について)

「BOOKデータベース」 より

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