公教育の原理 : 教育基本法の教育理念

書誌事項

公教育の原理 : 教育基本法の教育理念

中村清著

東洋館出版社, 2000.4

タイトル別名

Aims of public education

公教育の原理 : 教育基本法の教育理念

タイトル読み

コウキョウイク ノ ゲンリ : キョウイク キホンホウ ノ キョウイク リネン

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注記

引用・参照文献: p257-258

内容説明・目次

内容説明

子どもはなぜ学校に行かなければならないのか。なぜ教育を受けなければならないのか。言うまでもなく、子どもがひとなみの大人になるためには、適切な生育環境が必要である。幼いときに言葉を聞く機会がなければ、子どもは言葉を話せない大人になるであろう。しかし、適切な生活環境として必ずしも学校が必要なわけではない。人間は、少なくとも庶民は、長いあいだ学校なしで生きてきた。誰もが学校に行くようになったのは、近代以降のことである。子どもは必ず教育を受けなければならないという考え方は、近代啓蒙思想とともに始まった。だからこの思想とその展開のなかに答えを、あるいは少なくとも答えへのヒントを、見いだすことができるはずである。本書は、上の問いに対する一つの答えを、近代公教育の思想のなかに見いだそうとする試みである。

目次

  • 第1部 公教育・国民教育・世界市民教育(教育基本法;近代公教育の原理;国民教育の展開;国際化時代の公教育 ほか)
  • 第2部 人格の完成をめざす教育(教育基本法の教育目的;啓蒙思想の教育論;ポパーの知識論;理性的存在の形成)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA46449349
  • ISBN
    • 4491016186
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    264p
  • 大きさ
    21cm
  • 分類
  • 件名
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