砂漠を内にはらむもの
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砂漠を内にはらむもの
近代文芸社, 1999.12
- タイトル読み
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サバク オ ウチ ニ ハラム モノ
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内容説明・目次
内容説明
言葉こそ人間=存在の最も本質的な存在様式である。—この言葉を軸に、すでに始まっている21世紀と、すでに超えられつつある20世紀を縦横に論じた注目の書。イエス(新約)からマルクス、サルトル、カミュ、吉本隆明まで、20世紀近代(現代)が陥った誤りを鋭く突き、「出口なき反抗」それすらすでに失って、果てしなく広がる現代の砂漠、その精神の不毛状況を、その根源において正す。
目次
- 二つの秩序
- 砂漠を内にはらむもの(『現代』の本質;その方向)
- 吉本隆明ノート
- 詩と政治の関係(谷川雁—原点が存在する;大地の商人)
- 正義の人人
- V誕生—あとがきとして
- 吉岡実の作品について
- パルク・荒地・現代詩
- 若い作曲家への手紙
- 荒地〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より