帰ってきたファーブル : 現代生物学方法論
Author(s)
Bibliographic Information
帰ってきたファーブル : 現代生物学方法論
(講談社学術文庫, 1428)
講談社, 2000.5
- Title Transcription
-
カエッテ キタ ファーブル : ゲンダイ セイブツガク ホウホウロン
Available at / 168 libraries
-
No Libraries matched.
- Remove all filters.
Search this Book/Journal
Note
本書の原本は1993年3月人文書院より刊行
Description and Table of Contents
Description
ファーブルは個々の虫たちの詳細な観察によって、生命の営みの不可思議を探究した。多様な種の一つにすぎない人間の本質は、進化論の呪縛の中で生物を記号化し、遺伝子やホルモンを道具化した今日の生物学ではなく、ファーブルの視点によってのみ捉えられるだろう。博物学的アプローチの復権を主張した名著。
Table of Contents
- 帰ってきたファーブル
- 今、なぜナチュラル・ヒストリーか
- 新しい時代の生物学
- 近代の科学技術とは何であったのか
- 過渡期としての人間
- 赤の暗黒
- 動物行動におけるア・プリオリ的なもの
- フェロモンの神話
- 動物の生態にみる「愛」
- 動物学から見た世界
by "BOOK database"