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金大中大統領 : 民族の誇り指導者の資質

角間隆著

(小学館文庫)

小学館, 2000.3

Other Title

金大中大統領

Title Transcription

キム デジュン ダイトウリョウ : ミンゾク ノ ホコリ シドウシャ ノ シシツ

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Description and Table of Contents

Description

1997年の通貨危機のさなかに大統領選挙に当選した韓国の金大中大統領は、就任後2年を経ずして「IMF支配」を克服し国民から高い支持を得る指導者となった。そればかりか、日米に太い人脈を持ち、今や世界有数の指導者の一人に数えられている。その指導者としての理念と民族を愛し信じる思いを、ソウル青瓦台(大統領官邸)での独占会見であますところなく聞いた。過去三度に及ぶ大統領選出馬、日本での拉致事件、死刑判決…。野党政治家として不屈の精神を持ち続けた、七十有余年におよぶ闘争の生涯を描き出し、真のリーダーのあるべき姿を考える。

Table of Contents

  • 第1章 鮮やかな朝—「朝鮮半島」の南の果てから
  • 第2章 「大韓民国」の独立と「朝鮮戦争」
  • 第3章 権力を暴力で簒奪した朴正煕
  • 第4章 「日本亡命」と「拉致事件」
  • 第5章 短かった「ソウルの春」
  • 第6章 妻「李姫鎬」の愛と献身
  • 第7章 「盧泰愚政権」と「金泳三政権」
  • 第8章 金大中第15代大統領の誕生
  • 第9章 2002年「ポスト金大中」時代の韓国は?
  • 第10章 独占インタビュー「金大中大統領の哲学」

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