白鳥の歌
著者
書誌事項
白鳥の歌
(世界探偵小説全集, 29)
国書刊行会, 2000.5
- タイトル別名
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Swan song
The collection of classic detective stories
- タイトル読み
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ハクチョウ ノ ウタ
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内容説明・目次
内容説明
オックスフォードで催されるワーグナー歌劇の稽古中、歌手としては一流ながら人間的には最低の男ショートハウスが様々なトラブルを引き起こしていた。そして初日も間近に迫ったある夜、歌劇場の楽屋でショートハウスの首吊り死体が発見される。死亡時刻には現場は密室状況にあり、作曲家で奇行で知られる被害者の兄、恋敵の歌手、理不尽な扱いを受けていた新人指揮者など、殺人の動機を持った容疑者には事欠かなかった。友人の求めに応じて事件の解明に乗りだしたオックスフォード大学の名物教授ジャーヴァス・フェンだが、歌劇場の周辺ではその後も怪事件が相次いだ…。本格黄金時代の後継者クリスピンが、J・D・カーばりの不可能犯罪に挑んだ円熟期の傑作。
「BOOKデータベース」 より