源氏物語のテクスト生成論

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源氏物語のテクスト生成論

土方洋一著

笠間書院, 2000.6

タイトル読み

ゲンジ モノガタリ ノ テクスト セイセイロン

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内容説明・目次

内容説明

表層(書かれる物語)と深層(書かれざる物語)が織りなす“テクスト”の旋律をよむ。書かれている物語は総体のほんの一部分に過ぎない。その背後には膨大な言語空間が拡がっている。文字化される物語と書かれざる物語—相互の連関により紡ぎ出されるストーリーの総体を“テクスト”ということばで捉えたとき、全く新しい源氏“物語”がみえてくる。

目次

  • 1 生成するテクスト(源氏物語の言語の構造—テクスト論の視座から;六条院の光と影—テクスト論の視座から;皇子たちの物語—テクストと史実 ほか)
  • 2 読みのコード(高麗の相人の予言を読む;岐路の場面—空蝉の場合;女三の宮の懐妊—コードとしての一夜孕みと夢の機能 ほか)
  • 3 語りの複層(源氏物語・反転するテクスト—桐壺巻からの眺望;語り手が語らなかったこと—物語始発部における語りの構造;『源氏物語』第二部の“語り”と“言説”—若菜上下巻を中心に ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA46737911
  • ISBN
    • 430570188X
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    viii, 307, 9p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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