徹底批判『国民の歴史』
著者
書誌事項
徹底批判『国民の歴史』
大月書店, 2000.5
- タイトル別名
-
徹底批判国民の歴史
- タイトル読み
-
テッテイ ヒハン コクミン ノ レキシ
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注記
内容: はじめに(編者), 第I部: 総論(1「戦後歴史学への危険な挑戦」-9「いま歴史を学ぶとは」), 第II部: (1「『国民の歴史』の誤れる縄文観」-11「日本国憲法はなぜ定着したか」, コラム「石橋湛山の真実とは」), 終章: 「つくる会」の運動と『国民の歴史』, 執筆者
収録内容
- 戦後歴史学への危険な挑戦 / 永原慶二 [執筆]
- 『国民の歴史』の歴史観 / 宮地正人 [執筆]
- 戦後ナショナリズムと「皇国史観」 / 岩井忠熊 [執筆]
- ニヒリスティックな情念から噴出する「日本」的ナショナリズム / 山科三郎 [執筆]
- 民衆は歴史をどう学び綴ってきたか : 民衆と歴史学の戦後史 / 大串潤児 [執筆]
- 能力競争主義の歴史観のゆくえ : 女性史研究者の感想 / 早川紀代 [執筆]
- 戦後歴史教育の否定をのりこえるために / 石山久男 [執筆]
- 『国民の歴史』から中学校歴史教科書へ / 今野日出晴 [執筆]
- いま歴史を学ぶとは / 浜林正夫 [執筆]
- 『国民の歴史』の誤れる縄文観 / 石部正志 [執筆]
- 魏志倭人伝・日本神話・倭国 / 吉田晶 [執筆]
- 東アジアのなかで古代の日本をとらえる / 山尾幸久 [執筆]
- 東アジアへの視点を欠いた鎖国論 / 荒野泰典 [執筆]
- 明治維新と日本の近代化 / 大日方純夫 [執筆]
- 黙殺された近代の民衆運動 / 猪飼隆明 [執筆]
- 隠蔽される日本の朝鮮侵略 / 糟谷憲一 [執筆]
- 『国民の歴史』の西欧像と日本帝国主義 / 木畑洋一 [執筆]
- 日米人種戦争観の「妄想」 : 十五年戦争・アジア太平洋戦争認識 / 笠原十九司 [執筆]
- 歴史のなかの戦争責任問題 / 吉田裕 [執筆]
- 石橋湛山の真実とは : 鷺を烏といいくるめる歪曲を正す / 山口正 [執筆]
- 日本国憲法はなぜ定着したか / 伊藤悟 [執筆]
- 「つくる会」の運動と『国民の歴史』 / 俵義文 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
西尾幹二『国民の歴史』は、ほんとうに歴史の本といえるのか?第一線の歴史学者22人が、嘘と欺瞞を全面的にあばき、完膚なきまでに批判する。
目次
- 第1部 総論(戦後歴史学への危険な挑戦;『国民の歴史』の歴史観;戦後ナショナリズムと「皇国史観」;ニヒリスティックな情念から噴出する「日本」的ナショナリズム ほか)
- 第2部 各論(『国民の歴史』の誤れる縄文観;魏志倭人伝・日本神話・倭国;東アジアのなかで古代の日本をとらえる;東アジアへの視点を欠いた鎖国論 ほか)
「BOOKデータベース」 より