お針道具 : 記憶の断片
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お針道具 : 記憶の断片
(新潮文庫, み-11-11)
新潮社, 2000.6
- タイトル読み
-
オハリドウグ : キオク ノ ダンペン
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注記
「記憶の断片」(飛鳥新社 平成8年刊)を改題し分冊したもの
内容説明・目次
内容説明
職業作家になって以来、夢を見ずに眠ったことはない。せめて一度、夢から名作を、と思うのに、目覚めれば忘れてしまう口惜しさ。朝に呻吟、晩に懊悩、反吐をはくような苦しみの中で書いた作品も、ある。けれど、平凡な人間の地道な人生をじっくり描いてゆく、その楽しさ。破天荒な人物の生き方を、舌を巻きつつ辿る、その醍醐味…。創作活動の節目節目で、深く心に刻まれた記憶の数々。
目次
- 第九回太宰治賞受賞の言葉
- 直木賞のこと
- 『序の舞』連載を終えて
- 京ことば
- 私の小説ことばの原型—広辞苑
- 天璋院篤姫
- 歌舞伎の奥深さ痛感
- 最後の豆本
- スポーツの秋
- 女の歳時記—作家が仕事場を変えるとき〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より