韓非子
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韓非子
(文春文庫, [あ-33-2]-[あ-33-3])
文藝春秋, 2000.6
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カンピシ
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注記
記述は下巻による
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784167607029
内容説明
紀元前三世紀—戦国の世が終わろうとし、新しい時代の到来が予感されながらも、いまだその方法が模索されていた時、一人の天才が現れた。政治における「理想の追求」と「現実の処理」を分離させ、現代政治学にも通じる支配体制論を、命をかけてうち立てた男・韓非子。その不朽の古典が鮮やかな解説によって、ここに蘇る。
目次
- 序章 姫非・韓子・韓非子、そして「韓子」と「韓非子」
- 第1章 「十過」—破滅に至る過誤十ヶ条
- 第2章 「内外儲説」—君主の心得三十三ヶ条控
- 第3章 「揚権備内」—姦劫弑臣そして乱臣と重臣
- 巻冊次
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下 ISBN 9784167607036
内容説明
「矛盾」「守株」など数多くのエピソードで人間性への鋭い洞察を示しつつ、そこでは常に新しい政治のあり方が問われていた。この世は「天命」という不変の脚本の下で繰り返されるドラマだとする伝統的な史観を、まっこうから打ち破り、歴史の「変化」を信じて、韓非子は法始主義による政治改革を秦の始皇帝に説いたのである。
目次
- 第4章 「難」—矛盾・顛倒・背理
- 第5章 「勢」—勢位・権勢・治勢
- 第6章 「蠧」—儒・侠・説・御・商
- 第7章 「法術」—二柄・定法・飭令
- 第8章 「治道」—顕学・解老・喩老
- 第9章 「支配体制」—難言・一統・秩序
「BOOKデータベース」 より