吉良上野介の忠臣蔵 : 文化摩擦が起した史上最大の仇討ち事件

著者

    • 文館,輝子 フミダテ,テルコ

書誌事項

吉良上野介の忠臣蔵 : 文化摩擦が起した史上最大の仇討ち事件

文館輝子著

PHP研究所, 1988.12

タイトル読み

キラ コウズケノスケ ノ チュウシングラ

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内容説明・目次

内容説明

忠臣蔵の仇役として傲岸不遜の代表とされてきた吉良上野介義央。だが、その世評は歪められたものではなかったか—。新たな視点から赤穂事件の新解釈を試みた、著者渾身の書き下ろし。

目次

  • 第1章 忠臣蔵、この虚実あざなえるもの(忠臣蔵の虚と実と;浅野内匠頭、なにゆえの刃傷か;伝承が創り出す幻)
  • 第2章 吉良と浅野をめぐる諸々の事情(浅野家はなぜ接待費用を出し惜しんだのか;山鹿流軍学と浅野家の“文化”;吉良家の“文化”と保科正之;上杉と吉良の血縁は固い)
  • 第3章 誤解の構図(上杉綱勝怪死事件とけちのつき始め;吉良はほんとうに綱勝を殺したか;凶兆—亀井〓親刃傷未遂事件;横暴なる綱吉の裁き)
  • 第4章 上野介の油断と誤算(なぜ上野介は上杉家を頼らなかったのか;上野介の本心;討ち入れられた吉良邸;スケープゴート・吉良上野介義央)
  • 第5章 脇役たちの忠臣蔵(幸せだった義央の妻と娘たち;哀れなる生涯、吉良義周;大石内蔵助、隠忍自重の英雄は実像か)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA47068307
  • ISBN
    • 4569223834
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    220p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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