書誌事項

欧州統合とフランス産業

古賀和文著

(佐賀大学経済学会叢書, 6)

九州大学出版会, 2000.5

タイトル読み

オウシュウ トウゴウ ト フランス サンギョウ

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注記

主要参考資料・文献: 巻末piv-ix

内容説明・目次

内容説明

本書では、欧州統合の根本動機を形成するものとして政治指導者のみならず経営者層、とりわけ戦後に再建された経営者団体(CNPF)の欧州統合概念及び実際の統合に対する活動を明らかにした。第2次大戦後から1960年代までのフランスにおける戦後再建過程と欧州統合を関連づけて国家と産業の関係の新展開に一定の結論を与えている。

目次

  • 序章 戦後フランス史研究の若干の課題
  • 第1章 経営者団体の再編と戦後改革
  • 第2章 シューマン・プランとフランス産業界
  • 第3章 ヨーロッパ防衛共同体(CED)とフランス産業界
  • 第4章 ヨーロッパ経済共同体(CEE)とフランス産業界—ローマ条約調印まで
  • 第5章 ヨーロッパ共同市場とフランス経済構造—相対立する二つの議論
  • 第6章 ヨーロッパ共同市場成立前フランスの植民地貿易
  • 第7章 ヨーロッパ共同市場成立・展開におけるフランス産業
  • 第8章 ヨーロッパ共同市場成立前夜のフランス繊維工業
  • 第9章 ヨーロッパ共同市場の展開におけるフランス繊維工業—再編策の提言(1965年)の検討を中心に
  • 終章 まとめ

「BOOKデータベース」 より

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