わが息子の心の闇 : バスジャック少年両親の“叫び"&子どもを幸せにするアドバイス

書誌事項

わが息子の心の闇 : バスジャック少年両親の“叫び"&子どもを幸せにするアドバイス

町沢静夫総監修

(小学館文庫)

小学館, 2000.7

タイトル読み

ワガ ムスコ ノ ココロ ノ ヤミ : バスジャック ショウネン リョウシン ノ サケビ アンド コドモ オ シアワセ ニ スル アドバイス

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内容説明・目次

内容説明

ゴールデンウイークの日本を震憾させた豊川主婦刺殺と西鉄バスジャック。犯人は共に17歳の少年だった。激変する社会の中、子どもたちは明らかに変わりつつある。子どもたちが心の奥であえぎ声をあげている今、親の果たすべき役割と責任はますます重い。本書では、西鉄バスジャックの全ドキュメントと共に、心理学や教育学の第一人者・7名の寄稿から、親と子のあるべき姿を改めて問い直す。

目次

  • バスジャック少年両親の手紙および意見書(プロローグにかえて)
  • 第1章 ドキュメント佐賀バスジャック事件
  • 第2章 続発する17歳少年の凶悪犯罪
  • 第3章 作田明(医学法人明雄会北所沢病院理事長)—出産、育児より自分の仕事や遊びを優先している母親へ。子どもは幼児期に十分に甘えさせ、思春期に反抗させないと、大人になって攻撃性を爆発させる。
  • 第4章 尾木直樹(教育評論家)—“自尊感情”の豊かな子どもを育てるのが親の務めです。優れた母親の愛情は整理されすぎていて、逆に心に響かない。
  • 第5章 宮川俊彦(国語作文研究所所長)—「人を殺す経験をしたかった」息子に応えられる親はどれだけいるのか。決めつけ、お仕着せ、無理に教え込んだものは表層理解しか得られない。
  • 第6章 三好邦雄(小児科医)—子育てとは、子どもが何をやりたいのか明確な希望を持てるよう、その方向に進む精神力を育ててやることである。
  • 第7章 富田富士也(教育カウンセラー)—あなたの家庭はケンカのできる家庭ですか。親が、地域が子どもの抱える問題と正面から向き合うべきです。
  • 第8章 久徳重盛(久徳クリニック院長)—「タカイタカイ」「イナイイナイバア」この母と子のやりとりこそ、子どもの心と体をたくましくさせる。
  • 最終章 町沢静夫(メンタル・ヘルス研究所所長)—「勉強ができる」「頭がいい」とほめることがいびつな子どもをつくる。子どもに社会と自分との関係性を身につけさせよ。

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA47177175
  • ISBN
    • 4094045511
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    318p
  • 大きさ
    16cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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