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ヒメとヒコの時代 : 原始・古代

河野信子編

(藤原セレクション, . 女と男の時空 : 日本女性史再考 / 鶴見和子 [ほか] 監修||オンナ ト オトコ ノ ジクウ : ニホン ジョセイシ サイコウ ; 1-2)

藤原書店, 2000.3

タイトル別名

ヒメとヒコの時代 : 原始古代

Time space of gender : redefining Japanese women's history (Ancient times)

タイトル読み

ヒメ ト ヒコ ノ ジダイ : ゲンシ コダイ

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注記

参考文献一覧: 下p473-485

内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784894341685

内容説明

歴史的カオスと呼べる仮説の渦のなか、縄文期から律令期(紀元前一万年頃から紀元後八百年頃)まで一万年余りにわたる女と男の心性・社会関係・人間関係の複雑にもつれた糸を解きほぐす。土偶・土器に見る生死観と生命愛、ヒメヒコ制の対称と非対称、生産の手段と方法の変転、婚制と族制に関して絡み合う範疇、幻想界との濃密な関連、考古学・言語学など周辺科学の捲き込み、文字文化と言語文化の交錯などを通して、「ヒメとヒコの時代」が明らかになっていく。

目次

  • 1 ほとばしる観念と手業(縄文のシンボリズムと女たち;ヒメの力—古代の鉄と女;女神の時空へ—幻想の初期性)
  • 2 関係存在の初期性(ヒメヒコ制の原型と他界観;王権と女性;「父系母族」と双方社会論—可能性としての高群逸枝)
  • 拾遺篇 律令期—族制・婚制をめぐる問題点
巻冊次

下 ISBN 9784894341692

内容説明

歴史的カオスと呼べる仮説の渦のなか、縄文期から律令期(紀元前一万年頃から紀元後八百年頃)まで一万年余りにわたる女と男の心性・社会関係・人間関係の複雑にもつれた糸を解きほぐす。土偶・土器に見る生死観と生命愛、ヒメヒコ制の対称と非対称、生産の手段と方法の変転、婚制と族制に関して絡み合う範疇、幻想界との濃密な関連、考古学・言語学など周辺科学の捲き込み、文字文化と言語文化の交錯などを通して、「ヒメとヒコの時代」が明らかになっていく。

目次

  • 3 感性の活力(万葉女流たちの心性と言語表現;説話文学にみる女性—『日本霊異記』『今昔物語集』を中心に;表象としての服飾)
  • 4 女たちの基層への提言(魂を見守る人—アイヌのシャーマンは語る;女性と文字—中国女文字の示唆するもの)

「BOOKデータベース」 より

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