カルヴァンの主の晩餐による牧会
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カルヴァンの主の晩餐による牧会
すぐ書房, 2000.1
- タイトル読み
-
カルヴァン ノ シュ ノ バンサン ニ ヨル ボッカイ
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内容説明・目次
内容説明
この本は、改革者ジャン・カルヴァンが宗教改革において何を目指していたかを探りつつ、カルヴァンの神学の中心が、神と人にとって信仰が有用かつ実際的であることを体験的に把握させるものであることを示している。著者は、この半世紀における内外の広範なカルヴァン研究を踏まえ、最近の成果をとりいれるだけでなく、カルヴァンが宗教改革時代の秘跡論を聖書の教えるキリストの生涯と事業にふさわしい内容のものとすべくどのように努めたかを、きわめて説得的に検証する。日本の教会を一新する、待望の名著。
目次
- 序論 カルヴァンの神学の実践的体験的関心(カルヴァンの神学における実践的・体験的関心事;カルヴァンの「回心」の神学的文化的解釈)
- 第1部 カルヴァンの主の晩餐による牧会の神学の構造(カルヴァンの二重の神知識構造を踏まえた「主の晩餐」;カルヴァンの牧会における敬虔と教理—悔い改めと祈りの指導)
- 第2部 「キリストの昇天」による聖霊の派遣と教会の派遣(「仲保者」の人格についてのカルヴァンの概念;「仲保者」の業についてのカルヴァンの概念)
- 第3部 聖霊の派遣と「キリストとの交わり」について(聖霊の働きによる「キリストとの交わり」についてのカルヴァンの概念;「キリストとの交わり」としての秘跡についてのカルヴァンの概念 ほか)
- 第4部 教会の派遣と伝道についてのカルヴァンの概念(「キリストの交わり」を目指す神の選びについてのカルヴァンの概念;「カトリック」な教会の建設と伝道についてのカルヴァンの概念)
「BOOKデータベース」 より