ニーチェって何? : こんなことをいった人だ

書誌事項

ニーチェって何? : こんなことをいった人だ

榎並重行著

(新書y, 006)

洋泉社, 2000.5

タイトル読み

ニーチェ ッテ ナニ : コンナ コト オ イッタ ヒト ダ

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内容説明・目次

内容説明

ニヒリズム、神の死、永劫回帰など、誰もがそれが重要だといい、自分もどこかで聞いたことのある言葉を頼りにして、それをなぞっていく、そんな読み方はもう止めるべきだ。ニーチェその人が何と格闘していたのかをわれわれは知らない、われわれはいかにニーチェを知らずして彼を読んできたか—、ニーチェへの旅の出発点はそれを自覚することにある。世界のつるつるした平面に傷をつけ、堅牢に見えた建物の基礎を掘り崩してしまったニーチェ。彼が世界に傷を負わせてしまった、まさにその場所に赴くこと、そうすれば彼はいまなお読まれうる。

目次

  • 序章 少女と覆い
  • 第1章 認識—知ることはよいことだと諸君は思っているが、それは何故か知ってるか?
  • 第2章 真理—真理に最終審の判決のような効果を求めるのはおかしい、やめるがいい
  • 第3章 道徳—道徳を疑っても、道徳に頼る習性を疑わないのは、変じゃないか?
  • 第4章 意志—意志が問われる時、本当は何が問題なのか、諸君はまだ問うていない
  • 後語 槌とハエ

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA47263277
  • ISBN
    • 4896914635
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    238p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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