エコロジカルな地域づくり宇部方式 : 公害追放と生活習慣病予防の決め手
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エコロジカルな地域づくり宇部方式 : 公害追放と生活習慣病予防の決め手
近代文芸社, 2000.1
- タイトル読み
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エコロジカル ナ チイキズクリ ウベ ホウシキ : コウガイ ツイホウ ト セイカツ シュウカンビョウ ヨボウ ノ キメテ
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内容説明・目次
内容説明
病因・環境・宿主の多要因論の疫学に基づく地域ぐるみの保健活動なくして住民の健康はない。本書は、グローバル500賞(UNEP/国連環境計画)に輝く宇部方式によるその成果を紹介したものである。
目次
- 序説 公衆衛生学とは何か—実践公衆衛生学概論(公衆衛生行政に不可欠な疫学)(地域に拓く新制大学の使命;戦前と戦後の違い;公衆衛生学の学としての独立性を確保するためには公衆衛生学の概念が確立されなければならない ほか)
- 前篇 公害対策の原点から地域環境保全を探る(宇部方式(1997年度グローバル500賞)の回顧と展望—山口宇部’97国際シンポジウム・基調講演;宇部市の大気汚染対策の過去30年間の成果と今後の問題点;小野田市の大気汚染対策と市民の保健動向、特に心臓疾患死亡率の改善 ほか)
- 中篇 山口県諸都市における画期的な宇部方式の成果(いわゆる「徳山水俣病」に関する疫学的考察—10年間で安全宣言の経緯;いわゆる「美祢市カドミウム汚染米」に関する疫学的考察—4年間で安全宣言の経緯;いわゆる「砒素混入醤油中毒事件」の疫学的考察—特に醤油中毒と断定するまでの経緯(山口県知事賞受賞論文) ほか)
- 後篇 予防対策の追究(自殺と他殺の疫学、とくに自然的環境との関係;赤痢とポリオとの流行関係その疫学的意義の考察;生活習慣病死亡率の土地集積性の提唱 ほか)
「BOOKデータベース」 より